毎日、同じメンバーで通学してたあの道。一面に米の時期は稲穂が、麦の時期は黄金色の麦畑が広がり波うち、一角には大きな蓮の花も咲いた。その先には電車が通っていて小さな踏切があった。
今でもあのときの空の色を思い出す。
制服で見上げた、燃えるような夕焼け、真夏の入道雲、真昼に浮かぶ白い月、凍るように寒い日の星達、日ごと形を変える月。このイメージを絵に描きたいと何度も思った。
そんな空の下、毎日のように何処かに寄り道して遅くまでいくら話しても解決しないことについて延々と語り合ったセブンの裏とかTUTAYAの裏とかも・・懐かしいなぁ。制服だからできたよなぁ・・と今思う。