幼い頃はよくおばあちゃんの家に行き、遊んでもらっていた。
今でもお正月やお盆には家族でおばあちゃんの家に行く。
車で1時間程かけて行くので、当時の私にとってはとても遠いところだった。
私を毛布の上に乗せて引っ張りながら部屋中を走り回っていたおばあちゃんは、本当に元気だったと思う。
夕方には草花を摘みながら田んぼ道を散歩し、川に行くこともあった。
銜えて吹くと音がするぴゅーぴゅー草を教えてくれたが、私は上手く吹けなかった。
母が迎えに来ても帰りたくなかった私は、かくれんぼをしようと言い出して一生懸命隠れた。
泊まりがけで夜中にお腹が空いたらラーメンを作ってくれ、私が悪いことをしたらびしっと叱ってくれた。
おばあちゃんとの思い出は数え切れないほどたくさんある。
今も続くおばあちゃんとの日々は、私にとって大切な思い出だ。